その後の金縛り

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安心して寝ていた夜中のことです。 『…っ!?』 また、怖い夢から目が覚めました。 (またか…) 嫌な予感を感じながら、まだ半分寝ぼけているときです。 『…んぎゃ!?Σ(;Д;`)』 また、体が痺れて動かなくなってしまったのです。 (金縛りだ…) そう思いながら、今回は前より冷静ではいましたが、恐怖心はありました。 (うっ!) 耳鳴りが頭の中にダイレクトに伝わります。 『…ぎぃいやああああ』 (…!?Σ((゜Д゜))) 耳鳴りに混じって叫び声が聞こえてきました。 多分、男性の声です。 叫び声がやむと今度は、部屋のドアを開けてすぐ目の前にある階段から、足音がします。 (お母さん…?) お母さんであって欲しい私は、必死で お母さん! と心の中で呼び続けました。
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