始まり

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俺の名は江馬翔。 ある理由でこの街『クルータウン』へ引っ越してきた。 この街は都会で物凄い人口で賑やかだときいている。 なのに…この静けさ…。 風が高層ビルの間を通る音が聞こえた。 さらに人は全くみえない。 さらにビルの窓には紅蓮の血が飛び散っている!! なんだ何の街なんだ! 俺へのサプライズ? そんなわけわない。 なんだ!どうした? なにが起きている!! 風が一段と気味悪く感じた。 鉄のような臭いと嗅いだことのない異臭も感じた。 「はぁはぁ…な…な…ゴクンッ…人をさが…さが…さないとな。」 明らかに動揺してる、それもそうだ! こんなにイメージとかけ離れた街なんて見たことない!! とにかく人をさがさないと…! 臭いが一段とキツく感じる。 吐き気がおきる。 頭痛までも…。 「うっ…ちっ…はぁはぁ…。」 視界がぼやけてきた…。 人…ひと…ヒト……どこだ。 ガタッ。 んん…なんか蹴った…。 なんだっ? ゴロンー。 視界がぼやけて見にくい!! 肌色だっ。 なんか五本の棒が見える。 手…手…てっ…手だ。 「うわっー!わー!!あっ…あっ……………………。」 「……………!!」
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