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いや、燃えたのはワームの腕だけではない
月斗自身が全身に黒炎を纏いその姿を変えていく。
やがて黒炎は一気に消え去り、そこには
悪魔、死神を思わせるシルエット……。
紅く光る複眼……。
身体は全身が闇に覆われたかの様な漆黒に染まった戦士が佇んでいた。
彼の名は神村 月斗……
またの名を、インフェルノ
「はっ!!」
勢いよく駆け出したインフェルノは屑ヤミーの胸部に思い切り拳を打ち込む。
「ガぁっ!!」
あまりの衝撃に屑ヤミーは周りの怪人も
巻き込み一気に吹き飛んだ。
「…………」
ローチに蹴撃をくらわせ消滅させながらも
インフェルノの視線はもう1人の男の方に向けられていた。
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