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一方もう1人の男、天城は
「……っ!!」
迫るワームの突進をかわしながら全力で
殴りつけるが、大したダメージにもならない。
蛹のワームとはいえ通常の人間では力量に差があると言うことだ
「仕方ないな、出し惜しみはなしだ」
そう言いながら天城は懐から中央に鍵穴のついたアイテム
『ロックドライバー』
を取り出し腰にあてると勢いよく自動で腰に巻き装着される。
「さーて、いくぜ?」
怪人達と一旦距離をとり、先程取り出した鍵を自分の前に構えた。
「よし……変身っ!!」
変身の掛け声と共に構えた鍵をドライバーに差し込み回す。
『lock installation』
電子音が鳴り響いた後に天城の体に無数の鎖が巻きつき鎖はまるで戦闘スーツと化し黒いスーツの上を
銀の装甲……
赤いライン……
そして赤い眼を持つクワガタに若干似た仮面をはめた戦士に天城は姿を変えた。
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