15人が本棚に入れています
本棚に追加
「きゃあぁぁぁぁ!!」
銃声に驚き、市民達が叫び声を上げながら逃げていく。
幸いにも怪我人はいないようだ。
シドは暴れても問題ないと判断した上で兵士に跳び掛かった。
「おぉ!」
怒号をあげ、兵士の頭を地面に叩きつけて殺害。
もはや頭を守るヘルメットの意味など無かった。
そして、そいつの銃を拾い停めていた車の後ろに隠れて乱射する。
上空のヘリからまだまだ兵が降下してくる。
「いい加減にしやがれ!」
隠れていた車を持ち上げ、ヘリに投げつけた。
車は一直線に飛び、ヘリに直撃した。
墜落したヘリは兵士を巻き込み、爆発する。
更にその残骸を持ち上げ、兵士達に投げつける。
「くたばりやがれ!」
隊長をぶっきらぼうにヘリに投げて更に残骸が増す。
まだ飛んでいる内の一機が、装甲車が走っていった方向に飛んでいった。
「あれで逃げる気か。そうはいかんぞ」
兵士達が撃ってくる弾丸を気にも止めず、凄まじい跳躍力でそのヘリの尻尾を掴んだ。
「捕まったぞ! 振りほどけ!」
乗っている兵士の1人がシドに気づき、銃を向けるがヘリに当てると不味いと悟り、運転席の兵に伝えた。
最初のコメントを投稿しよう!