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“青い空、白い曇……”
いつもと変わらない日常
そんな事を考えながら
毎日を生きている。
「舞~聞いて聞いて♪」
「ん?何~。」
親友の羽山奈美、最近彼氏が出来てテンションが上がっている。
そして、他の女子たちにも彼氏が出来初めて、彼氏が居ない女子たちが焦っている。
私も、彼氏が居ない中の1人…けど欲しいと思わない。いたって邪魔にしかならないっていつも思う。
「昨日、彼氏とヤっちゃった~。」 「へ…へ~。」
嬉しそうに、ニコニコと笑いながら話しているのに、私は、生ぬるい返事しか返すことができなかった。
「何、その生ぬるい返事。」
「だって…いきなり言われても、何て返せばいいのか分からんし。」
つい出てしまった本音、奈美の顔を見ると怒っているとハッキリ分かる。
「ふん!!そうだよね、彼氏が居ないからこんな事言われても分かんないよね!」
いつも日常で言われていた言葉を言われた。けど、なぜか今日の言葉は強く胸に刺さって、痛くて辛かった…。
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