花子さん

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ある日の放課後、稲垣梓は忘れ物を取りに学校へ戻っていた。 「えっと…確かここに」 梓は今日の宿題で出ていた、プリントを取りに来ていたのだ。 「あっあった!」 そして、教室から出ようとすると ―ガタン 何かがぶつかる音がした。 (えっな、何!?) 音のした方に振り向くと、おかっぱの女の子がたっていた。 (お、女の子?) 「お姉ちゃん、遊ぼー」 「ひっ!!」 梓はびっくりして逃げた。 何故なら、女の子の足が透けていたからそれ=幽霊だから、
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