花子さん

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(なんで?なんで誰も信じてくれないの?あれは、本当なのに) 次の日 「おはよう」 「おはよう、」 「ねぇどうしたの?なんか騒がしいけど」 「あ~梓聞いてよ!東谷君が女の子の幽霊がいたって騒いでるんだよ」 「えっ!ほんと?東谷君も見たの」 そう梓が聞くと、東谷君も 「えっお前もか?」 「うん、いつ見たの?」 「昨日だけど…居残りが終わって廊下を歩いてたら…後ろから」 「私も昨日だよ!教室に忘れ物を取りに教室に入ったら教卓の上に…乗ってた」 すると周りの女子たちが騒ぎ出した 「ねぇ梓ほんとなの!」 「う、うん」 「なぁその子何か言ってなかったか?」 「遊ぼう」 「って言ってたのか?」 「えっ今のうちじゃないよ」 《キャァァァァ》 「おぃじゃあなんなんだよ」 その時 フッっと電気が消えた 《キャァァァァ》 「な、何?どうなってんの」
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