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ひるんでいないのは棗と清波だけだった。
清波:蜜柑…
棗:おい、答えろ。
蜜柑:うるさいなあ…
男子:て、テメェ…棗さんにどういう口聴いてんだよっ!?
一人の男子が蜜柑に風のアリスを放ち、斬りつけようとした。
その時、
清波:蜜柑に手ェ出すな。(怒
清波の手には風のアリスを閉じ込めた玉が乗っていた。
蜜柑:清波……アリス。
清波:だって……
蜜柑:私は平気だって。
棗:…………
おまえら、北の森を通って高等部に足跡をつけてこい。
棗は急に言った。急に言われたながらも、蜜柑達は冷静だった。
蜜柑:北の森ね……
清波:蜜柑。
蜜柑:清波……行こう。
スタスタ……パタン=3
蜜柑達は教室を出て行った。
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