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するともっと楽しそうにきゃははと腹を抱えて圭は笑う。 「からかってごめんねぇ、僕の親衛隊は過激じゃないから平気だよもし僕の友達に変なことしたら殺すし。だから圭って呼んでね?」 殺す、とそういい切った圭の瞳はさっき圭って呼ばないと…と俺に言ったときの瞳とは違い確かにソコには殺意ともいっていい気迫があった。 すると圭はコロッと表情を戻し 「でもでも~生徒会の親衛隊には気を付けなよ?あいつら何するか解んないしぃ~」 「やっぱり生徒会は人気?」 「もちろんだよ。」 すると圭は背伸びをして口元を雪斗の耳まで持っていって、 「あいつらは成績と顔でしか選ばれないから…気を付けた方がいいやつもいる。特に会計はヤリチンだから気を付けな、特にユキみたいなのはね。」 圭の可愛らしい口からヤリチンなんて言葉が発されたことに驚いたが、さらにやっぱり会計はヤリチンなのか…と俺は驚いていた。
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