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電車に乗って行かなければならなく、駅に向かう俺だったが…
は、は、恥ずかしい//
通り過ぎる人々はみな振り返って俺をみる。
やっぱバレてんじゃね?男が女装して歩いてるぜ、てきな痛い視線を送られてるような気がして泣きたくなる。
ある意味これは罰ゲームだ。
人々の視線を遮るように早足で歩いていると…
「ねぇーキミ、めっちゃ可愛いね」
誰かが声を掛けてきた。やべえと思いながらも振り向くと…
うわっ!!宮沢じゃねーかよ!!!
声を掛けてきたのはチャラ男こと、クラスメートの宮沢だった。
「すっげえ可愛い!ねぇ、これから俺と遊ばない?」
一方の宮沢は俺が理央だということに気付いていないようだ。
女の子(俺)のナンパに夢中のようである。
「あ、えっと、これから用事があるので…」
「なに?もしかして彼氏?」
な、なんの悪意でクラスメート(しかも男)にナンパされなきゃなんねーだよ!!!
しかも宮沢、チャラいだけあってナンパ慣れてんなー。
「ち、違いますよ!」
「もう超可愛いー」
話噛み合ってねー!!
つかもうマジで勘弁してくれよ!!!
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