欲しくないもの

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私が静かに考え事をしていると誰かが近づいてくるのが音と影でわかった。 「ミキ、今日時間あいとるか?」 と関西弁でニッコリ笑いながら。細身で小柄、黒髪にヒトデの髪飾りをつけたの少女が話しかけてきた (ウチの制服を着ているみたいだけど、こんなヤツ見たことない……いや、それより今…私の名前を) 「誰……?」 「なんや!?水臭いわぁ、ワイヤワイ!!【江星 アスカ】仲良しやんか、それともボケかましとるんかいな?そんなギャグまだ甘いで!」 ナハハ、とわらっている江星アスカとなのる少女。 するとさすがに異変に築いたのか、ほかの生徒も騒ぎだした。 「あんなやついたか?しかも関西弁の」 「いや、いねぇよ…てかウルセー」 「なんやお前ら、じゃかしー!!ワイの事忘れおってーーー」 と他の生徒に絡みにいく (たしかに変だ、江星アスカ…あんなに目立つやつを忘れる訳がない、何故この学校に部外者が) するとアスカが、 「放課後、5時に体育館裏でまっとるからな」 と耳もとでいい 早々とスガタをけした。 (なんなんだ、アイツ……)
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