2話 勇太と彩奈

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2話 勇太と彩奈

あの時にした約束は・・・・今でも覚えてる。 自分で選べる道が最初から決まっていて、自ら選ぶことが出来なくて。 僕にはそれが・・・・とても辛かった。 まるで、先の見えない暗闇の中にいるような気がした。 だから僕は・・・・光を求めたんだ。 『卒業したら、僕と結婚して。それ約束してくれたら僕、頑張れるから・・・。』 ”彩華”という光を、僕は求めた――――。
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