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クラスに着くと京祐がこっちという合図を送ってきたので京祐の前の席に座った。
「なんで席までおまえに付き纏われなきゃいけないんだ…」
そんなに嫌では無かったが、実際こんなにも一緒になるのはなにか運命を感じた。
「そんなこと言うなよ~まさかツンデレ?」
なんかムカついたので一発殴っておいた。
「イタッ!!ゴメンよゴメン!」
「次言ったらこっから突き落とす!!てかそんなことよりこのクラス可愛い子多くね?」
真二の言うとおりこのクラスでは女子のほとんどが美少女だった。
「おぉ~真二も思ったか!!さすが男だ!とくに俺らの隣とかパナいよな!?」
今まで隣に人がいるのに気づかなかったがふと見てみると、かなりの美少女がいた。
「たしかにだけど俺のとなりのやつなんか怖い顔してないか?…お前のとなりは優しそうでいいけど…」
「そうかぁ?俺は大人しい子より攻めてくる子の方が好みだけどな」
「お前はドMか、おい!!」
その時隣から物凄い威圧を感じた。
「ちょっとあんた達!!人の顔じろじろみないでよね!」
いや、そんな見てないけど…被害妄想激しいなぁ…
「まあまあそんな怒んないであげてくださいよ静香さん。この人たちも悪気があったわけじゃありませんし」
京祐の方は下心満載だったけどな(笑)てかやっぱ京祐の隣の子めっちゃ優しいじゃん。いいなぁ~
「ふん、今回だけよ。次じろじろ見たらその目見えなくしてやるわよ」
だから見てないって…
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