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「やばい!入学初日に遅刻はありえん!!」
そういいながら走っているのは睡魔との戦いに負けた真二であった。
二度寝は良くないな……はぁ……学校行きたくね~お家でゴロゴロしたい…
そう思っていると、いつの間にか学校の前に来ていた。
その大きさに真二は思わず叫ばずにはいられなくなった。
「マジか!学校でかすぎだろ!!こんな建物あったなんて知らなかったし。こんなでかかったら、普通気づくだろ…やっぱりなんかおかしいよな…」
すると隣でも同じようなことを言ってる奴がいたのでそっちを向いてみた。
「やば!!ちょ~でかいじゃん!」
アホみたいな顔をして言っていた。
俺もあんな顔だったのかなぁ……きをつけよっと…
「ねぇ、君もこの学校の生徒?俺遅刻しちゃってさぁ…どこ集まればいいか分からないから連れてってくれない??」
どうしよう…俺も遅刻したから知らないんだよなぁ…
でもこんなアホみたいなやつに最初からアホみたいなこといいたくないしなぁ…ここは知ってるふりしとこっと(笑)
「じゃあ連れてってやるよ」
何も知らないその男は
「マジで!!ありがとう。恩に着るぜ」
騙されてしまった…
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