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「シェイクヤバいわよ!!」
「んが?」
自室のベットから上半身を起こし、眠たい目を擦る。
扉を破りそうになりながら、友達のトリッシュが入ってきたようだ。
「あんた何寝てんのよ!!」
「勝手に人の家入ってくんなよ。」
「家?ガレージの横に立てたプレハブが?」
なるほど。コイツ喧嘩したいんだな。
「おっしゃこい。」
俺のブルースリーもビックリなファイティングポーズを見て、トリッシュは呆然としている。
さては俺にびびっているな?
「あんた何してんの?」
「ですよねぇ」
やっぱり違ったか。
わかってたさ。
「どうせ俺はピエロですよぉ」
「は?」
「なんでもねぇよ。んで、そんな慌ててどうした?生理が来ねぇのか?
誰の子供だこらぁぁ!!」
いつからそんな軽い女になったんだ!お父さん悲しいよ……
「ちがうわよ!レジスタンスのリーダーいたじゃない?」
「あぁ、うん……」
なんか嫌な思いでがよみがえった。
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