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それは本心だ。
あの「私は父のために、皆さんのために立ち上がります。」みたいなのが気に入らない。
昔の俺がそうだったから。
同族嫌悪というかなんというか……
「嘘でしょう?」
「いやガチだ。お前ひとりで参加すればいいだろ?お前のオペレーターとしての技術。ヘリの操縦は並みのやつより上じゃねぇか。
十二分にレジスタンスの力になれるぞ?俺が保証する。」
「あんたが参加しないなら私もしないわよ。私はあんた以外をオペレートする気は無いわ。」
そういや前にそんな事言ってたな。
「なら諦めな。」
そういってベットから立ち上がり、コーヒーをいれる。
「お前も飲むか?」
「うん。お願い。」
「あいよ。」
どこか冷めたトリッシュ
きっと推理小説の犯人を言われてしまったような感じなのだろう。
諦めきれないけど、もう良いかな。みたいな。
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