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『こちらウェア・グリッド。シェイク・コム、応答願います。』 ACの操縦席についている、無線から声が流れて来た。 「はいはい、こちらシェイク。どうしたウェア。」 『いや、君の事だからびびっているかと思ってね。』 俺はため息を吐く。 ウェアとは長い付き合いだ。 共に学び、共に警備部隊に入り、共に次期エースなんて呼ばれる用になった。 真面目で正義感が強くて皮肉屋だ。 「はぁ?次期エースがビビるわきゃねぇだろ?」 『いやいや、次期エースは僕だよ?』 『こらお前たち。無駄口を叩くな。』 おっと、ポール隊長に怒られてしまった。 ポール隊長は、警備部隊の隊長で、若年でありながら代表に忠誠を誓う エリート部隊の指揮官である。 『も、申し訳ありません隊長!!』 「すいませんでした!!」 『いいか、これは戦争だ。生半可な気持ちでいくと死ぬからな。』 プツンと通信が途絶える音。 「怒られちまったな。まぁいいか。そろそろ出撃するぜウェア!!」 『あぁ!!シティの平和を守ってみせる!』
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