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ヒュンという風切り音と共に、ライフルらしき武器から弾が発射される。
「ちっ!!いきなりかよ!!」
俺はそれを避け、ハンドガンを撃つ。
パンッという乾いた音がなると同時に、敵ACは飛躍。
俺の真上から銃弾を浴びせてくる。
「ぐっ!らぁあ!!」
力任せにレーザーブレードを振り抜くが、それもやはりかわされ、タックルをかまされる。
動きが早い
ウェアの攻撃がきかないのか?
いや、さっきからウェアの弾は飛んできていない。
まさか!
「おいウェア!!」
『すまないシェイク……援護できそうにない……』
「なに!?」
俺はブーストを全開にふかし、ドリフトターンをする。
すると、ウェアのACが崩れたビルの下敷きになっていた。
「嘘だろおい!!」
『ガガ…聞こえるか、そのAC。』
「!?」
無線から聞こえて来た知らない声。
『お前たち二人がここの部隊を潰したのか?』
どうやら敵ACからのようだ。
「あ、あぁそうだ!」
『酷いことをする……なぜなんだ……同じ人間なのに……』
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