order:0

6/11
前へ
/24ページ
次へ
ヒュンという風切り音と共に、ライフルらしき武器から弾が発射される。 「ちっ!!いきなりかよ!!」 俺はそれを避け、ハンドガンを撃つ。 パンッという乾いた音がなると同時に、敵ACは飛躍。 俺の真上から銃弾を浴びせてくる。 「ぐっ!らぁあ!!」 力任せにレーザーブレードを振り抜くが、それもやはりかわされ、タックルをかまされる。 動きが早い ウェアの攻撃がきかないのか? いや、さっきからウェアの弾は飛んできていない。 まさか! 「おいウェア!!」 『すまないシェイク……援護できそうにない……』 「なに!?」 俺はブーストを全開にふかし、ドリフトターンをする。 すると、ウェアのACが崩れたビルの下敷きになっていた。 「嘘だろおい!!」 『ガガ…聞こえるか、そのAC。』 「!?」 無線から聞こえて来た知らない声。 『お前たち二人がここの部隊を潰したのか?』 どうやら敵ACからのようだ。 「あ、あぁそうだ!」 『酷いことをする……なぜなんだ……同じ人間なのに……』
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加