order:0

7/11
前へ
/24ページ
次へ
敵ACは動きを止め、こちらに問いかける。 二脚のAC。少し古いような気もするが、それがどうでも良くなるほど大きな武器を背中に背負っている。 なんだこのACは。 「あんたらが攻めて来なければ…」 『私達にずっと地下で暮らしていろと?』 「そ、それは……」 『私も昔シティに暮らしていた。 代表の腹心のようなポジションにいたのだ。しかし、代表のやり方に賛同出来ず、反対をしたら地下に追放された。 お前は何のために戦う?代表のためか?』 そう、代表のために俺は戦っている。 市民に恐れられても。代表のために…… シティの平和のために…… 『代表は、お前が尽き従うにあたいする者なのか?』 「うるせぇ!!」 ダッシュと共にハンドガンでの射撃 敵ACはハンドガンの衝撃力で一瞬動きが止まる。 その隙をついてエネルギーブレードをふるう。 バチバチという音が響き、敵ACの機体は大ダメージをうける。 『油断したか。だが、お前のACはもう動かないだろう?』 画面から、ピーピーとエネルギーが無い事を警告する音が流れる。 『お前の信じる事のために生きろ。』
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加