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敵ACは動きを止め、こちらに問いかける。
二脚のAC。少し古いような気もするが、それがどうでも良くなるほど大きな武器を背中に背負っている。
なんだこのACは。
「あんたらが攻めて来なければ…」
『私達にずっと地下で暮らしていろと?』
「そ、それは……」
『私も昔シティに暮らしていた。
代表の腹心のようなポジションにいたのだ。しかし、代表のやり方に賛同出来ず、反対をしたら地下に追放された。
お前は何のために戦う?代表のためか?』
そう、代表のために俺は戦っている。
市民に恐れられても。代表のために……
シティの平和のために……
『代表は、お前が尽き従うにあたいする者なのか?』
「うるせぇ!!」
ダッシュと共にハンドガンでの射撃
敵ACはハンドガンの衝撃力で一瞬動きが止まる。
その隙をついてエネルギーブレードをふるう。
バチバチという音が響き、敵ACの機体は大ダメージをうける。
『油断したか。だが、お前のACはもう動かないだろう?』
画面から、ピーピーとエネルギーが無い事を警告する音が流れる。
『お前の信じる事のために生きろ。』
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