水平線の太陽。下巻

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小惑星の位置を説明する、わかり易く説明すると、太陽の周りを惑星は公転しているが、太陽から離れて だんだん遠くに、水星、金星地球、火星、木星、土星、天王星‥など、太陽の周りを公転して いる、そこで、今回の小惑星だが火星と木星の間を数万個、小型の小惑星も含めると数億個にも なるその惑星の帯とでも言うか、それが、彗星又は人工衛星などが通過した時に小惑星どうしが 均衡を保って太陽の周りを公転してのが、均衡を破って、小惑星どうしが、逸脱し公転の方向が 変わり集団になって高速で、地球の方向へ向かっている、ちょうど太陽、地球、月と並んだとき 、一般に満月の時に地球と、月に衝突する、 しかしこのところ、又こっちへ向かう途中 どうゆうことか、加速を増して、衝突時刻が 短くなってきているようだ、又侵入角度も、変化している、これは、小惑星は一般の惑星から比 べると小さく、惑星、太陽、 惑星の衛星、それらの引力が影響している かもしれない、とにかく、随時、解析を行うので、位置などを把握し、衝突回避の方法を話し合 って欲しい、画面にコンピュータによる、小惑星の動きを表しているが、現在の位置は 各人の手元の画面で画面をペンクリックすれば時間角度などが詳細に現れます、地球の公転スピ ードは二十九・七八キロ毎秒の速度です、そして小惑星のスピードは毎秒六十キロで計算されて いる地球公転を考えると太陽と地球、小惑星と太陽この結んだ線の角度で円弧の位置をクリック してもらうと、時間短縮モードでシュミレーション出来るようになっている、皆さんは、複雑な 計算をしなくても、位置をクリックすればそこに、何時、何分、何秒、 まで表れる、それによって、解決策の参考にしていただきたい、詳しくは黄色いジャケットの スタッフに、確認願いたい新しいデータは随時更新します」 前沢の説明は終わった。 「ありがとうございました、質問、解決策及び相談あらゆる討論をしていただきたい、 どうぞ、手元の赤い大きなボタンで お願いいたします」 「はい」 「あのう、挙手では無く、説明不足で申し訳ありません、手元の赤い大きなボタンでお願いいた します、そうすれば前の大画面上に、お名前が表示されます、どうぞ」 《キュンキュンキュン. (ソビエト防衛長官・トカレフ様) {ザワザワザワ、ワッハッハ}
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