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そして次の日・・・。
俺の周りには男友達二人しかいなかった・・・。
虜の女たちは皆、梨佳子のほうに移動した。
俺はそれがすごくむかつく。
女が女の虜になりあいつの周りに群がりやがる様子、嫌でも目にうつるぜ・・・。
「淳也?どうした?怖いぞ?」
「そう?普通の顔だよ?」
「ならいいんだけどよ、最近お前怖い顔ばっかりだぜ?心配で・・・。」
「気のせいだって!あははっ!」
てめえらみたいなごつい男に心配されるより、スタイルバツグンの女に群がられて心配されてーっつうの!!!
わかるか?お前ら?
「心配してくれてありがとな!」
(ありがたく思ってねーけどな(笑))
そして、今日一日虜の女たちは俺のところに一度も来なかった・・・。
こんな俺が切ない気持ちになったのは、梨佳子そせいだ・・・。
許せない・・・。
あいつがいなければ・・・。
そして帰り、サッカー部の俺は疲れてよたよたになりながら帰った。
「俺様さん男のくせによたよたなんて情けない!」
「うるせえ!」
こういうときに一番会いたくない女が来た。
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