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さて、朝飯は登校しながら食おう。遅刻しちまうからなあ。
にしても・・・。
あの夢を思い出すと体が震えてしまう・・。
本当にあれは怖かった・・。
とにかく、早く忘れないと。俺らしくないぞ!このいつも決まっている俺があ!
「また、あんたの悪い癖出てるよ・・・。俺様野郎・・。しかも登校中に朝飯食うかよ・・。」
「うるさい!愛理!俺が決まってるのは事実だろう!」
こいつ、鈴木愛理は幼稚園からの幼馴染の女。
気が強い女で全高一頭がいい凄女・・・。学校では外見美人で有名だ。
ざまあみろ。俺とお前のモテ度は違うんだよ。性格ブス!
「事実?馬鹿じゃないの?まだねぼけてんのお~?」
「うるさい!外見美人やろうが!」
「なにが?あんたには言われたくないわね!」
「生意気な!黙ってろ!」
「脳みそも足りないあんたに言われたくない!」
毎回毎回登校するのに口喧嘩しないといけないのかよ!ちっ!
そして俺たちは口喧嘩しながら無事に学校に到着した。
(あいつ・・・。喧嘩も強いから気をつけないとなあ。死ななくてよかった・・・。)
なぜって?愛理は柔道ぶだからだよっ!全国優勝してるやつだぞ!
おお怖い!!!!!!!!
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