昔話

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ジンさんの息子になってから、俺はジンさんのことを『父さん』、リオナのことを『リオ』と言うようになり 強くなるために、リオと一緒にギルド"白の翼"にも所属した 暇さえあればジンさんから 魔法や武術、歴史や薬学などを リオと一緒に教えてもらう 魔力を練る・操作することを日課とし、 ジンさんが忙しい時はリオと一緒にギルドで簡単な依頼を受けたり、模擬戦をしたり、本を読んだり、遊んだりと、いろいろなことをした いつもリオと一緒だった そんな日常を繰り返していた俺とリオは、センスもあったせいか 5年後にはギルドランクはSSになった さらに5年すると俺とリオナは最強ランクのXランクを手に入れていた Xランクはアリエスト国の王が出す条件・依頼をクリアするともらえるランクで 今までにも何人かが挑戦したようだがクリアするものはいなかった SSランクになると自分の所属するギルドのギルドマスターから、ギルド名という異名を与えられる 俺は華鬼ーカキー、リオは戦華ーセンカーという名前を与えられた けどXランクになったときに新しい名前を"国王から"もらった 国王は、俺に優鬼ーユウキー、リオにも勇姫ーユウキーと言う名前をつけた ただ、国王には悪いが… 与えられた名前だと、音が同じで紛らわしいことから 国王の許可を得て 普段はSSランクの時に、ギルドマスターにもらった名前を使ってギルドの依頼をしている
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