合同授業

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謝るカイトだったが、ルカは納得できなかった 「依存しているから何だって言うんですの!? そんなのが理由で人に死ぬかもしれない魔法を放つなんて、おかしいですわ!!」 「ッ!! そんなことない!!!」 尚もカイトを攻めるルカの言葉に異を唱えたのは――――ユリアだった 「そんなことない!! 私わかるもん!リオナさんの気持ち…」 「ユリア…?」 ルカは驚いてユリアの顔を見た 視線の先にいるユリアは意思の強い瞳でルカを見返す 「辛い思い出を軽はずみに口にされたら…私だって何するか分かんない―――実際、私は小さい頃にお兄様のことを軽々しく口にした使用人に怪我をさせたことだってあるし… ……私、今でもお兄様が消えたあの日のことを思うだけで、体が震えるの だから……、あの時の私の気持ちを知っている人がもし、軽はずみなことを口にしたら…その時はたぶん私も、リオナさんと同じことをしちゃうと思う…」 「ユリア…」 「ルカには無理に同意を求めてるわけじゃないの… ただ、そういう人もいることを分かってほしいな…」 ユリアにそう言われたルカは少し俯きながらも了承の意を唱えた 「そう、ですわね…」 だが、ルカの言葉は続く
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