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シュッ
二人が転移で向かった先はギルドマスター室の前だった
コンコン
「入ってくれ」
ノックするとすぐに返事が返ってきた
『「失礼します」』
そう言って部屋に入ると
部屋にいた赤髪の男が、
机の上の書類から、ドアの方へ視線を向ける
「おぅ、二人ともお帰り」
『「ただいま、父さん」』
部屋に入ってドアを閉める
それと同時に二人はフードを脱いだ
黒いローブの男…いや、少年は青い髪と瞳で身長は175㎝ほどで、
白いローブの…少女も青い髪と瞳で身長は165㎝ほど
どちらも綺麗な顔立ちで
青い髪を伸ばし後で結っている
そう…この二人は、カイトとリオナである
『父さん、ちょっと聞きたいことがあるんだけど…』
「んー、なんだー?」
父さんはまた書類に目を通し始めていたけど、そのまま話しかける
『今日の依頼内容を確認してくれないか』
「今日の?
たしかここに…」
すると父さんは、机の引き出しから依頼書らしき紙を出して依頼内容を読み上げていく
「えーと、
依頼内容は、難易度SSS、Aランクの魔物の討伐。場所はアリエスト国北東にある港で、数は1000体、報酬は10,000,000ニール。これが今日の依頼内容だ」
ちなみに1ニール=1円
『やっぱり…』
「やはりか…」
依頼内容を聞いた俺とリオは顔を見合わせ、ため息をはいた
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