*+。危険な…。+*

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「じゃ、じゃあ彰弥くんの大学のお友達?」 2人共、見た目がかなり良い。外国の大学に行くと食生活が変わるから、見た目が良くなるのか? っていうほど、彰弥くんを含めた3人は見た目が良かった。 「ええ。紹介が遅くなりましたね。 こちらの彼が、早乙女 祐希くん(さおとめ ゆうき)です」 彰弥くんが丁寧に紹介をしてくれる。 早乙女くんは、まだムスッと無愛想な表情で、私に一礼をした。 気に入らないことでもしてしまったんだろうか…? 「よ、宜しくお願いします」 私も頭を下げると、無愛想に一言。 「よろしく」 うわぁ、あんなに可愛い笑顔をさっき見せてた人なのに。 「さて、こちらの彼女は、佐山 美波さん(さやま みなみ)です」 彰弥くんの紹介に、明るい茶髪のスレンダーな佐山さんが頭を下げた。 「よ、宜しくお願いします」 この人はクールビューティーな人だなぁ。 「宜しくね」 佐山さんも、私を睨んでるように見える。 え?なにこの人たち? 私が嫌いなの? 「で、お2人が何故ここに?あんなに電話やメールをしてきたから、何事かと思いましたが」 電話やメール大量の犯人は、この人たちか!  
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