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夕食を食べ終えて、俺と敦子は部屋に戻った。
まぁ戻っても何もないんだけど…
「はぁお腹いっぱい♪」
「食べ過ぎなんだよ」
「えー?だって麻里子おばさんの料理美味しいんだもん♪」
「それは否定しない」
「でしょ?」
それからしばらく2人で他愛ない会話をしていた。
「明日から2人暮らしかぁ♪楽しみぃ♪」
そう。
俺達は明日から一緒に暮らすのだ。
ん?
前のページでは1人って書いてた?
気のせいです。はい。
まぁとにかく、
こうなったのは、進学が決まってから1週間ほど経ってからだった。
―数ヵ月前 俊の部屋
俺は元々狙っていた大学に入学が決まった時に、敦子に進路はどうするか聞いてみた。
すると、敦子の答えは。
「ん?決まったよ♪」
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