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新暦0082年 夏
次元の海の中心世界
第1世界 ミッドチルダ。
都市型テロ『JS事件』の発生と解決から七年
銀十字をめぐる『エクリプス事件』からはすでに一年が経とうとしていた。
対処に当たった部隊『機動六課』 『特務六課』もすでに解散。
そして、両部隊の戦術の切り札(エースオブエース)
高町なのはも、今は娘二人と幸せな家庭を築いていた。
………………
ミッドチルダ 高級住宅街
高町家。
高町ヴィヴィオ「え! ママとフェイトさんもインターミドルチャンピオンシップに出たことあるの!?」
リビングのソファーに腰をかける少女は、まだ日が昇り始めた朝の空に声を響かせる。
高町なのは「ん~💧 まぁ、もう十年以上も前のことだからね」
フェイト・T・ハラオウン「管理局の訓練の一環としてね、うちの教導官はそういう特殊なことを当たり前にするから」
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