獣学物語

男子会開くことになりました

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｢すっんげーーー！拓斗先輩ん家広ぉぉぉぉぉぉぉ！！！！！｣

｢おぉ、全部畳式なんだな。なんか拓斗っぽいっちゃぽいな｣

｢王雅！こっち見ろよ！これ俺がとった金魚、ってまた大きくなってねww｣

｢なんかぁ、修学旅行みたいやなぁ～
これ布団どないひくぅ？｣

｢てか拓斗さん毎日ここで寝てんの？｣

最初に襖を開けて驚いてんのが2年生の緋口竹虎。
こいつは超おもしろい俺の後輩だ。
今日から始まる男子会にゃ、戦闘要員に相応しい人材だな。

んでもって、眼帯つけて仁王立ちしてるのが3年生の柏崎王雅。
俺様キャラだけどみんなに優しいんだぜ？
ツッコミとボケだってなんだってこなす良い奴だ。

王雅の隣にいるのが3年生の宇師岡仁。
よく俺ん家に止まり来る常連さん。
外の池にいる金魚はあいつが夏にとってきたんだけどよ、もうあれ金魚じゃなくて鯉だろ？
結構気が合うやつといえばこいつがダントツだな。