第2話♯リ ン

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く呟き、赤ちゃんのようにハイハイで逃げ出す。 公園に出ようとしたが、殺人鬼の前が炎の壁で通れなくなる。 リン「どうして逃げるの?」 クスクスと微笑みながら、リンは服についている血で剣を錬成させる。 そして殺人鬼を見下ろし、「またね おじさん」と言うと、剣を振り下ろした。 「うわああああああ!」 ――ドサッ!! 燃えている炎の前に、殺人鬼の死体がある。 そしてリンの瞳はピンクになり、目の前にいる死体を見つめてまた涙を流した。 透明の雫がまたリンの頬を伝わる。 リンはその場に座り込み、うめき声をあげる。 リン「助けて……カーチャちゃん…助けて……サーシャお兄ちゃん」 燃え盛る炎の中で、リンはその言葉を何度も言って泣いていた…。 白い布を被った男性が、リンを後ろから包んだ。 「早く行こう…見つかる」 そう言い、リンを抱っこすると、夜空へと消えていった。 ~翌日~ 翌朝、ニュースで昨夜公園が火事になったと知らせがあった。 犯人はまだ見つかっていないが、殺人鬼達を燃やして、目的はなんだったのでしょうか…。 美由梨「…と、言う訳で…任せますわ まふゆさん」 まふゆ「ええ?!」 アゲハ「任務とは違う任務を貰っちゃたね…」
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