第3話♯血の目

2/18
前へ
/170ページ
次へ
~昼休み~ 校庭の庭で、サーシャ達は食事をしている。 またもや美由梨に押し付けられたまふゆは、「はぁ~」と深いため息をしながら、おかずを食べる。 燈が「元気だして まふゆちゃん」と、心配そうに言うと、まふゆは即答で「大丈夫よ 燈」と答えた。 サーシャ「あの公園…」 ジータ「昨日寄り道した公園だったな」 まふゆ「誰かがライターで公園を燃やしたのかな?」 アゲハ「いや、もしそうなら…公園全体は焦げないよ」 そこですぐにサーシャは、公園に火をつけたのは"リン"だと決めた。 公園全体を焦がせるのは、ナトリウム使いじゃないと、焦がすことができない。 でも何故サーシャは、再びリンはあの公園に寄ったのかは、分からない。 それに皆が眠る夜中の時間に、リンは公園にいた…。 それに殺人鬼…言わば"指名手配者"達が、何人も死んでいるという情報も耳に入っている。 燈「サーシャ君、手が止まってるよ?」 アゲハ「アレクサンドル君のご飯無くなっちゃうよ~?」 考えることに夢中になっていたが、燈とアゲハの声ですぐに我に返るサーシャ。 …と、そこに知らない女性が現れる。 「ねぇ、あなた達…"リン"のことを知っているって…ほんと?」
/170ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加