第3話♯血の目

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ジータ「じゃあ…あの目は…もしかしたら…」 燈「お兄さんのかかった血で赤くなった…瞳…」 サーシャ「あり得ぬ展開も現れたな」 リンは鉄とナトリウムを使って、男性達を殺した。 こんなことでクェイサーになるとは思えない。 サーシャは顎に手を当てながら考えた。 「ねぇ、アナタ達はリンがどこにいるか分かるのよね?! お願い、リンに会わせて! あの子を助けたいの!!」 アゲハ「お姉さんはさ、リンちゃんと凄く親しかったの?」 突然冷たい目と言い方で話し出したアゲハ。 「え? よく…遊んでいたから」 女性は「母がリンの家に行くと、必ずリンと遊んでいた」と喋り出した。 アゲハは「ふぅん」と、偉そうに言うとお茶を飲んだ。 まふゆ「アゲハ君、何でそんな言い方…」 サーシャ「貴様はリンを『助けることはできない』」 「えっ…?!」 サーシャの言葉に驚き、思わず声をあげてしまう。 まふゆも燈もジータも、?状態だ。 「どうしてよ!!」と、女性は怒鳴り、大声で叫んだ。 周りで食事をしていた生徒が「なになに?」という顔で見つめ、ヒソヒソと話し合う。 サーシャとアゲハは無表情のまま目を瞑っている。 アゲハがお茶を飲みながら、「わからないの?」と語る。
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