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アゲハ「リンちゃんが警察に連れて行かれたとき、お姉さん助けてあげなかったんじゃない?」
「!」
アゲハの言葉に女性は驚き、口に手を当てた。
サーシャ「『面会する人もいない』と言っていたな」
更にサーシャが女性に攻めるように話し出した。
サーシャとアゲハに攻められ、言葉を失ってしまう女性。
アゲハ「おかしいねぇ~。 お姉さん、本当にリンちゃんを助けたいの~?」
アゲハがニヤニヤしながら女性に聞くと、女性は何も言わず、口に手を当てたままアゲハを見つめる。
アゲハは「そうなんだ~(^-^)」と、ニコッと笑うと、「やっぱり助けることはできないね」と、女性の耳元で呟いた。
「……違う……助けようとしたの…でも…リンのお母さんに止められて…行けなかったの…」
女性は口に手を当てながら、涙声で話した。
"彼女は、本当にリンを助けたいのだろうか…"。
そう思い込むジータだった。
サーシャ「止められても行くのが、"大事な人"じゃないのか」
「そうよ! 行こうとしたの!! でも…ニュースで…『リンちゃんと一人の男性が警察署から脱出した』って聞いて…驚いたの…」
サーシャ「探さなかったのか」
「探した…お母さんに嘘をついて、リンちゃんを
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