モノクロ玩具

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産まれた時から 不安でしょうがない 5歳の時から 人間不信 10歳超えたら 涙が枯れた 15の夏から 世界に色なし オレの世界は いつでもモノクロ どいつもこいつも自分勝手に 中途半端に 関わって来て 『飽きた』『退屈』『つまんない』って 俺と言う名の玩具を畔に捨てる モノクロ玩具は狂ったように 踊り踊って捨てられた モノクロ玩具は悲しさ忘れ 1人寂しく笑い出す だけどホントはさみしくなって モノクロ玩具 路地裏 こっそり泣いたとさ 目覚めた時から 欲しかった 5歳の時から ホントの友達 10歳超えたら 感動の名作 15の夏から 一匹のアゲハ オレの世界の モノクロ消し去りたい また一人オレを拾って 面白そうに眺める 『単純』『単調』『面白くない』って 俺を捨てなよさぁ早く モノクロ玩具はわからない どうしてオレをすてない? モノクロ玩具は尋ねたい 君は狂っているのかい? だけどほんとはうれしくなって モノクロ玩具 少女の手の中 微笑んだ 温かい声 君が呼んでる 君の為ならば 踊りましょう モノクロ玩具は本日も いつもの様におどける モノクロ玩具は踊りだす 君の為なら狂おうか? モノクロ玩具嬉しくて 笑顔のステージ 人の群れ モノクロ玩具色鮮やかに 見せるカラフル 蝶の群れ さぁおいでよ、モノクロの君 お手を拝借 怖がらないで 色がないなら 色を付けよう ここでは君はカラフルさ さぁ、狂った色塗り始めよう
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