第1話

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それでもブラックロウは諦めない。 自分の帰りを待っている人がいるのだ。 目の前の男、黒野だってそれは同じ事。 今黒野は力に取り憑かれ、道を外れようとしている。 かつての自分と…同じ事。 ならば。 何としてでも止めなくては! 「うおおおおおおおおおおおお!!」 ブラックロウは全身からオーラを放出し、自身に斬りかかる刃全てを弾き返した。 「何…!?」 「黒野!何が何でも俺は!お前を止めてみせる!!全力で!!」 「無駄だ!僕は止まりはしない!『七星演舞』!!」 「『ブラックアウト』!!」
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