急襲

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美鈴(一体、彼はなんなの?) 紅魔館の門番こと、美鈴は突如現れた少年に苦戦していた。勿論弾幕ごっこでだ。 「遊んでくれるのは嬉しいんだけど…」 (これで遊んでる?私、だいぶ本気なんだけど…) 門番として中に入れるのを必死に防いでいた美鈴だったが、完全に遊ばれていた。 「早く通してくれないかなーはっきり言ってツマラナインダケド?」 「落ち着いてください!」(やばい…殺気が一段と増えた。まるで妹様みたいだ) 「通してくれないなら…行くよ!!」 「通しませんよ!!」(無理無理無理無理!!) これは、今から1時間前に遡る。 「寝たら…わかってるわね」 「は、はいっ!!…寝るぐらい別にねぇ…ボソッ」 「なんかいいました?」 「いいえ!!なにも!!」 今日も平和?な紅魔館。美鈴と咲夜はいつものやり取りをしていた。 「では私は戻りますね。くれぐれも寝ないように!」 「はい」 紅魔館に戻る咲夜。ひとりになる中国。 「ちょっ!私は中国じゃない!」 誰に言っているのか分からない美鈴は少し痛くも見える。 「酷い…」
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