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ここは、一心(ｲｯｼﾝ)高校略してイッコウ
そして、舞台は1年C組。
今日もいつも通りに授業は進行している
寝ている生徒も居れば隣の人とお喋りしている生徒も見られる。
平凡な学校の風景だ
窓際の一番後ろの席に座って
窓の外を見ているのが
そう、吉男くんだ
彼は夏休み明けで目が虚ろになっては
居るがどこか微笑ましい様子である。
吉男(あー、夏休みも終わってみんなとも仲良くなれて、学校で楽しく勉強にスポーツ楽しくできるといいなー。)
彼は成績も決して悪くない。
友達も居る。
悪いこともしない。
性格も明るく
優等生という言葉は私があまり好きでは無いので簡単に言うと親に怒られないタイプの人間である。
そんな、吉男がボーッとしていると
先生が口を開いた。
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