悲願花

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君は何を思い、誰を想っているんだろう。 きっと僕じゃない。それはわかってる。 君は昔から変わらないね。自由で誰よりも人間らしくて危なかしいところ。そんなところが好きなんだ。 君といると一番僕らしい僕でいれる。君といる僕が好きなんだ。 どんなに想い願っても花には届かない。 僕の心に咲いてる一輪の花。枯れないで…いつもいつまでも。『悲願花…。』 付き合ってるわけじゃない。君は違う誰かを想っているから。そのことを嬉しそうに僕に話してたね。 僕は『友達』だから… そんな笑顔で話されたら僕の気持ちなんて云えないよ。君の顔が曇るのが怖いから… 君を想うと一番弱い僕が顔をだすんだ。 君を想う僕は弱いんだ。 ありがとう。こんなに弱くなれたのは君だったから。僕の涙が花には届いていますか? 潤って枯れないでいつもいつまでも。『悲願花…。』 どんなに想い願っても花には届かない。 僕の心に咲いてる一輪の花。枯れないで…いつもいつまでも。『悲願花…。』 イツカボクモサクヨ。 キレイナハナニナルヨ。 ツヨクナルヨ。 ソレマデ、サヨナラ。 悲願花。
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