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パーフェクト。完全にやられた。ここで帰ったら確実に明日俺は吊るし上げを喰らう。俺は諦めた。
「…分かったよ。生徒会室の鍵、開けておいてくれ。」
「もう空いてるわ。任せたわよ、学年1位のひろひろくん。」
…どうやら俺が折れるのは計算の内だったらしい。つくづく食えないやつだ。俺は生徒会室へ向かった。
「私が部屋に戻るまで帰っちゃダメよ!チェックするから!」
後ろで羚の煩い声がしてたが俺はイヤホンを装着して聞こえないふりをした。微風が俺の頬を撫でた。
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