3 朝

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次の日の朝 急遽、学園では全校朝会が開かれた。 生徒たちは、かったるそうに、足を運んでいる。 新学期早々、なんでこんなこと… 生徒の過半数はそう思っていた。 体育館につくなり生徒はざわつき始める。 だが、すぐに静かになった。 壇上に、学園長が上っていたのだ。 学園長はゴホンと咳払いすると、話を始めた。 「え~、今日集まってもらったのは、みなさんに伝えなければならないことが2つあるからなんです。」 生徒たちはどこか遠い目で、学園長を見ている。 「1つ目は良いニュース、そしてもう1つは悪いニュースです。」 学園長が舞台袖に手招きをした。 生徒たちはみな、舞台袖に注目する。 鼻に大きなガーゼ、そして松葉杖をついている。 教頭だ
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