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大河
「俺が全部どうにかできるって考えちゃいねぇ…だけど、桜の学費ぐらいはなんとか俺がする…」
俺が全部言い終わった頃だろう、
恐る恐る母さんの顔を見る、
すると母さんは…
泣いていた…
真祐美
「本当に…アンタって子は…」
大河
「な!?チョッ…!!母さん…!?泣くなって!こんなとこ見られたらまた桜に怒られる!!」
泣いている母さんを慰めるため、ポケットから一枚の紙を出し、渡す。
真祐美
「こ…これ…宝くじ?」
大河
「当たれば三億!借金なんて消し飛ぶぜ!!」
当然こんなことを自信ありげに答えたので…
大爆笑された…
ただのネタで母さんが笑ってくれる…
それで満足だった…
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