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冷たい風が、部屋の中に入ってくる…
ドアを開けて、リビングに入って来たのは夫だった…
真祐美
「お帰り…貴方…」
少し思い詰めたような顔をしているが、何時ものことだ…
真祐美
「今日ね…大河に言われたのよ…家族の問題は家族で解決しろって…あの子ったら…いつの間にあんな男らしくなったのかしら…だから貴方…」
私が振り向いたその刹那…
夫が降り下ろした包丁が…
私の顔面を血塗れにした…
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