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今俺達はギルドの会議室に集まっていた。
何やら大きな任務が入ったらしく、ランラン・俺・ネヴァ以外メンバーも揃っている。
余談だが、入ったばかりの時は全員ローブで体全体を隠していたが、方針が代わり今は皆その姿を露にしている。
秘密主義の闇ギルドで何故?と疑問を持つがランラン曰く、
「良く考えればあたしの事を良く思ってニャい奴等はあいつと一緒に出ていったんだったニャ。
ここにいるメンバーなら顔見せ合っても大丈夫。
もし情報を洩らす人なんかいたらその時は分かってるよね?(ニッコリ)」
ということらしい。
その時のランランの顔は物凄く良い笑顔だった。
メンバー達はカタカタと震えていたが…ランランの今までしてきた恐怖政治が目に見えるようだった。
で、話は元に戻る。
「今回は大きな依頼ニャ。全員で挑まなければ成功率も低くなるくらいの。」
その言葉に空気が張り詰め…バシャバシャバシャ…
『…』
バシャバシャバシャ…
『(ヒィ!)』
おいおい…今は会議中だろ?
何でこんなところで半目でドレッシング振ってるんだよ。
周りのメンバーはランランから醸し出される怒気が伝わって真っ青じゃないか。
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