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「またニャのか!?またニャんだなシーナ!!」
またってことは常習犯なのだろう。
ランランにシーナと呼ばれたのは赤茶色をで肩までの髪の人間の女性。
「え~だって~サラダが食べたかったんですぅ。」
「だからって会議中にドレッシング振るニャ!てか蓋!それ蓋ついてニャいニャよ!!」
「あっ~本当です~。
でもボトルの中にまだ残ってるからダイジョ~ブ。」
「そう言う問題じゃないニャ!!」
「あ~、このドレッシングすごくおいし~。
野菜の他にも色々合うかも~。」
あー…床がドレッシングでベタベタだ。しかもこのやり取り長く続くかもしれない。
それを確証するかのように他メンバーはそれぞれ好きな機械いじりを始めている。さて、俺はどうしようか。
「シーナさんみたいな方を天然って言うんですか?」
今まで黙っていたネヴァがランランとシーナのやり取りを見ながら尋ねてくる。
…天然と言うのもあるがあれば…
「ただの怖いもの知らずだな。」
天然と怖い物知らずが合わさっているシーナ。
俺はどうしようもない気持ちになりランランに手を合わせてしまっていた。
2人の騒動が収まったのは半日たった頃で…俺は決めた。
絶対にシーナに関わらない、面倒事はごめんだからな。
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