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「みんにゃぁ…大好きニャーーー!!!」
ランランはそう言って一人づつにハグしてまわる。
ランランは皆を、皆はランランの事が本当に大好きなんだなと実感してしまう。
「唯~音も!」
なんか俺の番になったらしくランランは俺に向かって飛び込んできた。
ネヴァは空気が読めるのでこのような時は俺達を微笑ましく見守ってくれている。
俺はランランの事を本当の家族の様に思っているし、それはランランも同じだと言ってくれた。
なので自然に表情が柔らかくなってしまう。
「皆さんシャッターチャンスです!微笑ましき父娘愛...素晴らしいです、唯音様にランランさん。」
パシャパシャパシャ!
うん、まぁ気にしないでくれ。
最近こんな調子なんだ。
あれだ、子を溺愛する母親みたいな。
生きてる年数からしてネヴァはランランの事を本当の子どものように可愛がっていたり。
勿論父が俺で娘がランラン。
っと、話が脱線してしまったな。
「ところでランラン、その依頼いつ実行するんだ?」
「ん?今夜に決まってるじゃニャいか!」
また急な…
「取り敢えず実力や能力を考えて作戦は用意してきてるニャ。
まぁブルースカイのギルドと戦うとなるとあたしと唯音とネヴァちゃんでどうにかしないとならない。
だから他のメンバーにはここからの支援と数人には魔力探知のジャミング機器の操作を。」
ランランは個々に指示をすると夜に備えるよう皆に休みをとらせた。
そして時間は過ぎて夜。
任務開始時刻となる。
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