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‐優夜‐
何で玖未が…。
それより…
「で…幽霊さん…何の用?」
私は目の前にいる女性の霊に話しかけた。
「…ある男性に会わせて…」
「…代償は?」
私はその女性の霊に話し掛けた。
「だ、代償…!?何よ、それ…」
「…知らないの?代償…。私だってタダでやっているわけじゃない。もう、死んでるから何も払うものないでしょ?だから来世で払って欲しい。勉強運、金運、恋愛運、健康運、結婚運、仕事運、出会運、勝負運…どれか一つを代償として差し出しなさい」
「……そんな…」
女性の霊は絶句した。
「さあ、貴方は何を差し出すの?」
私は薄気味笑いをした。
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