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もしかしたら彼は…河童だったのかしらね(笑)其からも私は毎日川に行ったわ。でも彼は突然姿を消した。」
「…河童ねえ…ところで彼は生きているの?」
「…わからないわ。死んでるかもしれない、でも死んでても会いたい」
彼女は不安そうに言った。
「…喩え死体でも?…」
「…死んでいたらね…。彼がどうなったかだけ判ればそれだけでいいわ」
彼女は苦笑いした
「…わかった。じゃあ暫く調べる」
「ありがとう。お願いねニコ)」
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