少女は行方不明

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―村長― 「ふぅ……ふ…ふえっくしょんん!!」 私もおっさんのようなくしゃみをするようになってしまった。今に始まったことではないが。 おそらく村中に響いたはずだ。 それにしても、まだ優夜は帰ってこんのか。 時計を見るともう9時になっている。 心配だ。いつもどこをふらつき歩いているんだろうか。 優夜は、賢く物静かだが、意外に抜けている所がある。
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