第一章

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るんるんしながらじゃないけど音楽室に向かっていたらピアノの音色が聞こえた。音楽の先生がいるのかな、とか呑気に教室に入ったら生徒だった。 「!!」 『…サーセン』 「いや!こっちこそすまない(?)」 あれ?確かサッカー部のキャプテンだよね?何でいるのかな?部活サボリ?こんな事を思っていたら、 「ピアノのコンクールがあるから練習しようかなと思って…」 『へぇ…凄いッスね』 「林道さんもピアノ弾きに?」 『いやぁ…私は勉強をしようと、てか私の名前知ってんの?』 「一年の頃同じクラスだったじゃないか;;」 そうだっけ?私記憶に無いよ? 『もう歳なのかな…?』 「?」 ヤバイ考えてた事をつい言ってしまった。まぁ歳なのには変わりがない。← 『あ、そんな事より邪魔しちゃってごめん!!私は退散しま…』 「いや、帰らなくてもいいよ;;」 『何でッスか?』 「いいから」 不思議な人。
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